「別にいいじゃない。ヘウ"ン達にだって隠し事の一つや二つあるわよ。それより早く次の任務行こ。二日で終わるか分からないわよ」
「ああ…」
今回の任務も何かおかしい。凄く簡単な任務で、別にバース一人に頼まなくてもいいような任務ばかり。まるでバースを教会から離れさせようとしてるみたいだ。
何となく煮え切らないバースは、資料を受け取りビオラに別の任務を頼んだ。
「ビオラ、ちょっと頼みたい事がある」
「んー?」
絶対にあいつ等の隠し事を暴いてやる。