「あーあ、せっかくゆっくり話しながら行けると思ったのに、あと5分しか時間無いんですけどー」


「真澄!!…本当にもういいからねぇι」


秋華はまだブツブツ言ってる仏頂面の真澄を制して苦笑する

「秋華ぁ~」


なんであなたはそんなに心が広いのッ!!

ちょっとウルッときたよぉ…(泣)



「ねぇ、もう良いかな?あと5分しか無いんなら早く学校行こうよ」

痺れを切らした翠は徐に口を開くと、少しばかり強い口調でみんなに問い掛ける


「そうだねぇ~」
「うん」
「はぁ…ι」


私と秋華は申し訳なさそうに軽く頷いて(真澄は大きなため息ついてるしι)、学校へ急いだ