「わっ!!大丈夫!?」



ガタリという音がして、私は慌てて後ろを振り返ると、柳井の前へしゃがみこむ



「…やない?」


戸惑いながらも柳井の顔を覗き込もうとした



刹那



勢い良くバッと顔をあげると







「なーんてね」


私の方を見て、ニカッと笑ってみせた