菜月side


私は目が点になった

かなりの自信家なのね…ι


「翠達に聞いてみる…それより!!どうして私は罪をなすりつけられたのよ!?」

私はふと思い出して、一番聞きたかった事を柳井に聞く


「目が合ったから」

柳井は悪びれもなくニッコリ笑った

「はぁ!?」

私はその言葉に呆気にとられる

最悪…
自己中心的としか言いようがない


「そういう事。早く中に入らない?先生がまた怒るし」


「えっ?」

慌てて前を向くと、気がつけばもう指導室の前まで来ていて


「そこで何をしているんですか!!早く入ってきなさい」

中には私達を睨み付けている先生がいた

「あちゃぁ…ι」

「ほらね」

そう言うと柳井はククッと笑い、指導室の中へ消える

「…あ!!ちょっと待ってよ!」


ワンテンポ遅れて私も急いで指導室の中へ入った