チリリリリッ―――…


目覚まし時計の音が静かな部屋に鳴り響く

「ん…」

私は布団を被ったまま手探りでベッドの棚の上にあるだろう目覚まし時計を探した


チリリリッ…リ…


ようやく時計が止まったところでまだ重い瞼をゆっくりと開けて起き上がる


そういえば、今日から学校始まるんだった…

そう思い、よろよろと立ち上がってクローゼットの奥からハンガーに掛けてあった真新しい制服を取り出して着替え始めた


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