女性独特の甲高い声と共にムニュリと顔全体に柔らかい感触

なに!? なに!? なに!?


いきなり視界が真っ暗になり、その視界の暗い原因であろう柔らかくて弾力のあるモノの正体を突き止めようと思い切って掴んでみれば

「いやん☆菜月ちゃんのエッチぃ♪」

大人の女性のような色気のある甘ったるい声を出してより一層強く抱きしめられる

「んー!!んー!!」

全く息ができなくなって、もう何がなんだか訳が分からずしばらく手足をじたばたしていたら


「離してやれ。死ぬぞ」

麻山先輩の諭すような声を聞いて女の人はっ…と我にかえって

「あら、ごめんなさい」


パッと手を離され、一気に自分に体重がかかったのと軽度の酸欠で一瞬体がフラついたがすぐに口から目一杯酸素を取り込む

「はぁ…はぁ…」

マジで死ぬかと思った