俺はメモを置いて会計をすました。



「「ありがとうございましたー」」



 店を出る瞬間、



 君と目が合った気がした。



 いつの間にこんなに女々しくなったんだろうな。



 いつの間にこんなに君の存在がでかくなったんだろうな。



 店を出てからいつものように家に帰る。



 これも最後。