「………じゃあ」
「待って!陽菜!!」
帰ろうと背を向けた私に真奈美が呼び止める。
ゆっくり振り向き、何?と聞くと、
「何考えてそんな顔してるか分かんないけど…辛いならいつでも頼っていいんだからね!!」
陽菜、すぐ悩むから。
俯きながら言う真奈美。
そんな真奈美を見て、妙に嬉しくなり真奈美に近づき頭に手を置き、
「…うん。そーする。ただ…」
「ただ?」
「…まだ自分でもわかってないから」
ぽかんとした後、陽菜らしいと笑い出した真奈美の頭を思いっきり叩いてやった。
「∑あだッ!!」
フンッと後ろを向き、帰ると言い残し私は部屋に戻った。
後ろがやけにうるさかったが今回も無視して帰らせてもらった。
だけど、今回に限り真奈美のあのうるささが嬉しかった。
「待って!陽菜!!」
帰ろうと背を向けた私に真奈美が呼び止める。
ゆっくり振り向き、何?と聞くと、
「何考えてそんな顔してるか分かんないけど…辛いならいつでも頼っていいんだからね!!」
陽菜、すぐ悩むから。
俯きながら言う真奈美。
そんな真奈美を見て、妙に嬉しくなり真奈美に近づき頭に手を置き、
「…うん。そーする。ただ…」
「ただ?」
「…まだ自分でもわかってないから」
ぽかんとした後、陽菜らしいと笑い出した真奈美の頭を思いっきり叩いてやった。
「∑あだッ!!」
フンッと後ろを向き、帰ると言い残し私は部屋に戻った。
後ろがやけにうるさかったが今回も無視して帰らせてもらった。
だけど、今回に限り真奈美のあのうるささが嬉しかった。