そこにはちょっと遅刻して入ってきた子がいた。





アタシが一人だったからかな?




その子はアタシのほうに向かってきた。





「ねぇ、何してんの?


ヒマしてるんだったらうちの相手してよ笑」



「相手って笑」




そう言うと、その子は





「冗談だって。


うちは藤井凛乃だから。そっちは?」




「アタシは神崎那星!」