次の日。




アタシは少し早く起きてしまった。




起きて考えたことはやっぱり彼のこと。





胸の高鳴りを抑えながらアタシは自分の髪を巻いた。




ちょっとゆるく巻いた髪は少し明るめの茶色。




メイク次第でギャルになれたり清楚な子になれるから気に入っている。


アタシは昨日のクラスの子を思い出した。


昨日よりメイクはちょっと押さえていこう。




じゃないと、また省かれる。





つけまつ毛をつけてラインを薄目にひいて、シャドウもかなり押さえたベース重視のメイク。




これなら大丈夫。




パンを半分食べて、アタシは家を出た。