窓側の席からどこかを見つめる彼女の瞳は、どこが儚げで。

何を見つめて、何を思っているんだろ。
人の注目を沢山集めて、そんなに美人で。

人が求めているものを手にしているのに何が足りないんだろう。

美人の考えてることは、ひねくれ者のあたしには一生理解出来ない。

ほんとにね。

また、今日が終わりあたしが自由になる頃。

他校の友達からの連絡があった。

勉強なんかする気にならなかったし、勿論OKした。