「ゴメン…俺…最悪だ…好きな女の体に跡残すなんて…」

『いいんだ…別に…それを言いに来て謝ってもらおうとか思って来たんじゃないし…私は心のことが大好き………』

「愛は…優しいな…俺いつも最悪なことばっかりしたのに……」

『心…』

私は心に抱き着いた。

『嫌なら…離して…』

ギュっ!!

心は離すよりか力をいれて私を強く強く抱きしめた。

「俺も…大好き…」

『ん……………』

私も力をいれる。

私の目からは涙が流れた。

嬉し涙…………。

本当に本当に私と心は馬鹿だね。

毎回意地はって。

でもこれからはずっと…ずっと一緒だよ…。

「さっ!帰るか!」

心と私は帰った。

『ただいま!』

私は決心した。

『健太に電話かけよう!!』

プルルルル!

「はい…愛?」

『あのね…もう私達はダメだね…サヨナラ…』