でもそんな事は一気にどっかに行った。

だって門には愛しい健太の姿がある。

でも周りにはたくさんの女子…。

ぁぁ。

健太めちゃ喋りかけられてるし…。

私はまたテンションが一気に下がった。

「愛!!」

健太は私に気づいたのか手を振ってきた。

でも私は振り返せない。
だって…私はまだ高2。
健太の周りにいるのは高3の女子。

ここで行ったら先輩に睨まれる。

それにも関わらず健太は私のほうまで走ってきた。

「愛?どうしたん??」
健太は私が落ち込んでる理由もわからず私に不思議な顔を向けてくる。

『別に!!つぅかとにかく来て!!』

私は先輩を見ないように健太を引っ張った。

うわ!

でもかなりの視線がする。