「本当か??!」

健太がいきなり私の腕を掴んできた。

「あ…ゴメン…」

『ううん…』

「なぁ…もう1度だけ…つぅか今も彼女でいてくれる??」

『え……いいの??』

「当たり前!だって俺ら別れた??別れた覚えはこの俺にはありませんけど!」

健太はかなり笑顔だった。

私も思わず笑顔になる。
『健太!健太は今何処の学校??』

「上岡高!!」

『ぇぇぇぇ!じゃあめちゃ近いじゃん!』

「え!?じゃあ愛はもしかして神永高??」

『うん!!』

「ヨッシャぁぁぁ!バリ近いやん!毎日学校終わり向かえに行くから!」
『ヤッター!みんなに自慢するゥゥ!!』


空が暗くなり私と健太は家に帰った。