『健太…かなり変わったね…いつ戻って来たの??』

「あ…昨日かな…」

『そっかぁぁ…』

「愛…良かったら公園で話さん?」

『え…でも…』

私は渚の顔を見る。

渚は笑顔だった。

「何やってんの!うちの事は気にすんな!!」

私は渚に御礼を言って健太と近くの公園に向かった。

公園に着くと夕方なのか子供達はみんな帰っていた。

私と健太は夕日がよく見えるベンチに座った。

『あの!!』

「あのさ!!」

2人の声が重なって沈黙になった。

『健太から…どうぞ…』
「いいのか?俺いきなりお前をおいてアメリカに行ったやん……めちゃめちゃ悔しかった…俺はアメリカへ愛は日本…でもな…俺英語で喋ってたけど…やっぱり…日本がいいな…って」