『最悪……』

もぉ!!

全部!ぜぇんぶ!

心のせいだァァ!!

私は怒りながら教室に入っていった。

『オハヨ……』

「愛!テンション低っ!」

『うん…ちょっと…』

私は自分の席に着いて顔を伏せた。

「ぁ~い!どしたんよ?」

渚が心配して私の席まで来てくれた。

『渚ぁぁぁ!』

私はへのじになりながら渚の名前を呼ぶ。

「泣かないで!!」

私は昨日は学校に来ていた事。

自転車置き場で心に出会った事。

心は高校3年って事。

メアド交換した事。

メールも着信もかなり来ていた事。

私は全部話した。

でも渚は驚きながら聞いていた。

「愛!ナイス!!」