「ゴメンな………」

『何で??心…何でもするから……』

「何かしてもらおうとか思ってない…ただ…愛は俺と一緒にいたらダメなんだ……だから…出てってくれ……」

心は私を睨んだ。

初めて見る心の怖い顔。
私に向けた顔。

私は泣きながら家を出ていった。


自分の家に着いても涙がとまらなかった。

心がそこまで言うなんて……。

私は心にメールを送った。

【心……やっぱり私は心が大好きです…心はもう私のことが嫌いなの??ちょっとでもまだ私を愛してくれてるなら…明日…私達が結ばれた場所に来てください…】



その後私は深い眠りについた。

夢を見た。

楽しく遊んで笑ってバカップルって思われてそうな私と…健太の姿が…。
ねぇ…何で健太なの??
心は???

ふと後ろを振り返ると心が私に手を振っていた。