「ですが、残念ながら流産されています。」



「流産?……ってどういうこと!?!?」



思わず横になっていた体を起こしてしまった



すぐに看護婦に止められ横にさせられた



私は次の瞬間私の涙腺が壊れた



「イヤァァァーー!?」



私は病院中響きわたる声で泣き叫んだ



看護婦さんが赤ちゃんを持ってきたから



すごく…すごくちっちゃいけど



ちゃんと人間の形をしてたから



私のお腹の中にさっきまでいたんだね



赤ちゃんが入っている小さな入れ物を抱え込んで泣き崩れた。