あたしは目を開いた。



すると窓からは日差しが入り込んでた。



いつのまにか寝ていたんだ。



あたしはベッドから出てケータイを開いた。



受信メールは19件。



すべて知らないアドレスから。



内容は“別れろ”と“死ね”と“卑怯者”の三種類。



あたしは19件のメールを消去した。



もし瑠衣とかに見られたら一大事だし。



それに・・・見たくないよ。



あたしは制服に着替えて学校の支度をした。



カバンに教科書を入れているとインターフォンが鳴った。



誰?また別れろって?



あたしは玄関までいきドアをゆっくり開けた。



『おせーよ。俺様を何分待たせるんだよ。』



隼人が制服姿で立っていて、昨日の隼人からのメールを思い出した。



「ご、ごめん!すぐ用意するから!」



あたしはダッシュで階段を上り部屋からカバンをとってきた。