周りの男子からは大歓声。



女子は頑張ろ!!とかいいながら笑いあってる。


これでいいの・・・?



隼人を見るとあたしと目があってクスクス笑ってる。



みんなおかしいって!!


「じゃあ役割分担しよーっ!」



文化祭委員が言う。



黒板には衣装メイク係、厨房係、メイド係、と書かれた。



衣装メイク係がいいな。


とか思ってたら



「じゃあアンケートとりますよ〜」



と紙が配られた。



内容は希望を書くものではなく・・・誰がメイドにふさわしいか。



女子20人のうち10人がメイド。



確率は半分。



まぁあたしならメイドやらなそうだしよかった〜!



あたしは内心ホッとしながら隣でウキウキの瑠衣の名前を書いて提出した。