「最近さ、朝御飯食べるのもスローペースだし


やけに勉強ばっかり励んでるよねー。」




「んー?いつも通りに戻っただけだよ。」



俺は塾のカバンを机に下ろす。



「つーか、それ以上?」


姉ちゃんの言葉に不快感を感じた。




「どういうこと?」




「見苦しいってこと。」




ピコピコと姉ちゃんがやるゲームの音だけが響く。




・・・・。