アレ?あたし、心の声パニクッて喋ってた?



「あっ…えっとぉ…あのぅ…。」



あたしは余計にパニクッてる。

そしてとうとう、電話の向こうでマサヤが笑いだした。

ひとしきり笑って、息を途切れさせながら言う。



「あははっ…はぁ…ごめん…。
つい、笑っちゃて…。」



はぁ~~?

何ゴメンって??

やっぱりコレは罰ゲームみたいな類の電話だったの!?



夢から一気に現実に引き戻されたあたしは、開いた口が塞がらないで居た。