「うん…分かるよ。」



あたしが見えない電話の向こうのマサヤに言うと、一呼吸置いたマサヤは



「俺っ…浅田の事好きなんだ。
付き合ってくれないか?」



マサヤはすった息を一気に吐き出す様に、声を押し出し言った。


突然の思いもよらない人からの
思いもよらない告白


嬉しいとかの感情の前に

自分の身に起った事が分からなくなって

真っ白な頭の中で、ウソ?罰ゲーム?夢?


え?どうゆうコト??



「えっ?」



マサヤがあたしに何か聞き返した。