「ふふっマサヤ付いてるょ。」



思わず笑いが漏れて、マサヤの口元についたブラウニーのカスに手を伸ばす。



「取れた。」



あたしが笑いながら言うと、マサヤは照れ笑い。


そのままあたしの手をグイッと自分の方に引っ張るから


あたしはバランスを崩してよろけた


マサヤに肩を支えられた


次の瞬間…



軽く


凄く軽く


一瞬触れ合う位の


キス