「誰?」


私の目の前に立っていたのは白衣を着た30代前半ぐらいの超美人だった。


「ここの保健室の先生♪」

「あ、保健室の…」

「にしても可愛い子ねぇ」

「全くですよ!では、急いでるので」

「どこ行くの?」

「体育館です」

「体育館?まだ早いでしょ〜」

「いやでも…」

私は携帯を開き時計を見た

「え―――――――!?」

なんでなんでなんで?
まだ7時じゃん!
入学式が始まるまで1時間半もあるし!



「部屋の時計壊れてるんだった〜」