1人ぽつんと残された苗果はまだあ然としたまま立ちすくんでいた。


(一体なんなのよ…。)


イマイチ状況が理解できなくて…


とりあえず…


「このご馳走でも食べるか……。」


まだまだ大量に料理が残っていたから苗果は再び箸を料理につけ食べ始めた。


そして一言…


「ご馳走はおいしい。」


(ってか何かの間違いだっ!絶対っ!そうに決まってるっ!)




そう信じてこの日は眠りについた苗果だった…。