職員室に行き担任の先生の所に行った。


「先生。おはよ~」

苗果の声に先生は振り向き


「お~望月!おはよ。」


朝から先生は元気だ…。

「ってか先生…「望月ぃっ!お前た大変だなぁ!
大丈夫だっ!安心しろっ先生がちゃんとクラスのみんなに言ってやるから!」


あたしの声を遮り1人涙顔で先生は突っ走ってる…


「…は!?ちょっ先生っ!!あたしまだ何も言ってないけどっ!?」

突っ走ったままの先生はいきなりあたしの両肩をがしっと掴み…


「大丈夫だっ!ちゃんと別れの場は作るからっ!なっ望月!」

「は…はい…」


先生の気迫に負けた苗果は大人しく返事した。


「ま。とにかくだな…放課後のHRにでもみんなに話するかっ!それまで待つんだぞ~望月」


「せ、先生っ!?」

ってか何か先生かなり突っ走ってるんですけど?!

「とりあえず授業行ってこいっ!!」


先生は苗果の背中を思い切り押した。

その力で苗果は前につんのめりそうになったのをなんとか耐えた。