どうして








どうしてあたしは隼人を
選んでしまったのか…







その一週間後に
隼人の部屋で別れた。

もう赤ちゃんはいない…
あたしにとって大切なものはもうなにもない。












そう思っていた。










あれから隼人はどこかへ行ってしまった。




あたしは隼人の部屋でずっと泣いてた










トントン―




「俺。」





ユキノ「龍太くん…。」








リュウタ「ごめんなぁ…あんな弟で……」








ユキノ「いや……あたしがいけないの…あたしが見る目なかったからさ…はは。」







リュウタ「無理に笑わなくていいんだよ。」