ホテルに戻った俺達は、夏奈の部屋で語りまくった。
俺としては早く夏奈と2人になりたかったんだけど、とりあえず潤がいる時点で諦めた。
「安藤尚、今何の研究してるの?」
「研究っていうか…野球観戦、野球分析って感じだよな」
「うん、メジャーの選手の体調管理とかもやってるけどね」
「あー、そうそう。」
俺らが適当な返事をしたというのに、どこまで夏奈は夏奈なんだろう……
「スッゴいね!安藤尚、野球を追い続けてるんだ!」
俺が野球から離れても忘れられなかったことを知る夏奈は、やっぱり俺を理解してくれる。
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