私たちは中学の時の話をお互い話していた。





由梨那はお嬢様学校だったらしい。






だけど、合わないから高校はここになったんだって!!







「は-い、おはよう。」


担任の先生が来ると、“またね”と言って私は前を向いた。






私は先生が話をしている間、ちょっとだけクラスを見回してみた。




知らない顔ばっかりだ。






と、私はある1点を見つめた。