何、ショック受けてるの!!

変だよあたし……


「終わった?」



あたしに近づいて、そう尋ねる藤宮



「終わったけど………」



「んじゃ貸して。俺が出しとくから。」



そう言って手を出してくる藤宮



「う、うん……」



やっぱり目を合わさない……



藤宮はあたしから日誌を受け取り


「じゃあな。」



ただそれだけ言って、教室を出て行った



ただの一度も目を合わさずに……