「じゃあ、よろしくね。また明日」




そう言って教室を出て行った



一時ボーっとする俺



そしてなんか兄だと知ったことに、嬉しさが込み上げてきた



窓の外を見ると、正門に向かって歩いている小さな人影


やっぱりかわいい。



俺が守ってやりたい……












俺……佐倉が好きだ。