あんな熱烈に誘われてたのに、断ったの?
でも……
「そっか………」
行かなかったんだ……
少し心が温まった気がした……
って!あたし、こいつのこと怒ってるんだった!!
何、普通に接してるのよっ!
「なぁ―…」
「何。」
今さらキレ気味でいうあたし
「昨日は悪かった……」
「へっ?」
予想もしなかった言葉
だからついつい間抜けな声が出た
だって、あいつが謝るなんて……
「あんなことするつもりじゃなくて……なんてぇ―か……その―…あぁ―っ!!俺にもわかんねぇんだよ!!」
いやいや。あたしに言われても―……
「本当にごめんな……。」
真っ直ぐすぎるぐらいあたしを見る藤宮