秀哉も気づいていた。
「あぁ。そうだな…。」
出来る限り平然を装った
「……昨日、何かあったのか?」
「は?昨日?……別に何も……」
またその時、昨日の笑顔が浮かんできた
なんなんだよ!
一体!!
「おーい!早く席つけ―。」
担任が入ってきて俺たちは席に座った
……やっぱり雫は来てない……
「じゃあ。まず最初に、みんなにお知らせがある。」
担任がいつもの様に話し出した
「佐倉がお兄さんと一緒に、ご両親のいらっしゃるアメリカに行くことになった。」
……は?
……今、なんて……………
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