あの日からまた前の様に雫と距離を置き始めた 怖いんだ…… 『好きだ』なんて言っておいて、実際結城さんとの仲を見たら何も出来なかった 『雫が結城さんを選んだ』 そんなことイヤでもわかってる だから、怖くて雫を見れない日々が続いている 踏み出せない一歩 目の前にある高い壁を、俺はどうしても越えることが出来なかった こんな自分が一番嫌いだ……