「はぁ―…」



な、なによ……


そのため息は……



「雫は自分が可愛いって、自覚無さすぎ!!」


へ!?可愛い/////!



「ほら。そんな赤くなるのも俺の前だけにしろよな?」



そう言って、触れるだけのキスをしてきた


「じゃあ、着替えて帰るぞ。」



周りはもう暗くて、生徒も外部の人もほとんど見当たらなくなってた



「え?でもいいの?生徒会?」



「主役は疲れただろうから先に帰ってていいって、先輩が言ったの聞いてなかったのかよ?」


え?聞いてなかった……



「つ―ことで帰るぞ。」



帰りの支度をして、学校を出た





この後に起こる悲しい出来事にも気付かずに―……