龍の様子がいつもと違う……


「悪いけど、タクシー呼ぶから帰ってくれない?」


「えっ?な、なんで?私、何かした。」



不安と恐怖で涙が溢れそう



「はぁ―。泣きそうになるなよ。」


また目を合わせない


嫌われた……


「あたし、なんかしたの?ねぇ―…。」


「…………」


何か言ってくれないとわかんないよ………


「………限界なんだよ…。」


限界??そんなに、イヤ……?


「はぁ―…、お前分かってる?ここ、男の部屋だよ。しかも2人っきりだし……」



「え……」


それって…………