「今日は帰るか。」


「うん……」


残念…。本当はもっと一緒に居たかったのに……


でも大降りになっても困るからね。



仕方ないか……。



まだあんまり降ってなかったから龍と歩いて帰った


でもそれが間違いだった



――ザァァァァ


「うわっ!!ヤバっ!降りだした!」


突然大降りになってきた



「きゃぁ!濡れる―っ!!」


「雫っ!こっち!!」



「え!?」



手を引っ張られ、近くのマンションに連れて行かれた



「こ、ここどこ?」



「俺の部屋があるマンション。」



「えっ!!」