「それで俺たちも一緒にお見舞いに行こ―っ!みたいなことになって♪」


イヤ…だからなんでそこでそうなるの―…



藤宮とチラッと目が合った


すぐにお互い反らす


「よし!!んじゃ帰ろっか♪」



そう言ってお見舞いのゼリーをあたしに渡してきた美結



「もぉ、帰るの?」


「うん。雫の様子見に来ただけだし」



「そっかぁ―なんかありがとね。」



「いえいえ。んじゃ帰ろっか♪田所くん♪」


「あぁ♪」


そう言って美結、田所くんの順で部屋を出て、藤宮も出ていこうとした



その瞬間!!



――バンッ



勢いよく閉められたドア