「あーどうしたらいいのさ!」
総司に幸せになれって言われてからどうすればいいのかわからない。
総司のところから帰って副長室に戻れば土方さんはいないし。
残されていたのは膨大な量の資料。
「安心したような、というか土方さんも少しは手伝ってくれてもいいのに…。」
なんてぶつぶつ言いながらずっと頭の中には総司の言葉。
告白なんていってもさぁ…いつしたらいいのかな。
土方さん帰ってきたときかなぁ。
けど、両想いだなんて絶対ない…
「だって、あの土方さんだもんなぁ……。」
「“あの”ってなんだ。お前の中の俺はどういう奴なんだ。」
「土方さん!?どうして!?」
「此処は俺の部屋だ。別に戻ってきてもおかしくないだろ。」
「そ、そりゃぁ…そうですけどね。」
聞かれてたかぁぁぁ!!
肝心なところは聞かれてないよね?