「なぁっふ!!」


あの日から幾日が過ぎた。

あの日とは土方さんが泣いた日。



「なぁぁぁ!!!」


そしてどうしてアタシがこんなに叫んでいるのかというと……。



「できない!できませんよ!こんなの!土方さんの鬼ィィィ!!!!」



目の前の膨大な書類。



これを全てアタシに処理させているのは土方さん。



「るせぇ!俺だって忙しいんだッッ!!」


隣からどやされた…。


「だって、だってですよ?
みんな斬り込みに行ってるのにアタシ1人だけ書類整理ですか!?」

「俺も一緒だろうが!」

「土方さんはいいですよ。そうやってお茶飲んでるんですから。
それの何処が忙しいんですか!?」

「馬鹿、煩悩なでめーとは違っていろいろ考えてんのよ。」

「ぁーそうですか。」

「信じてねぇだろ…。」