「雪姉っ」
私が呼びとめると
雪姉がふりかえる
「私ね、いつも
素直になれなくて
言えなかったけど
私雪姉のこと大好きだし
ほんとに私のお姉ちゃん
が雪姉でよかったって
思ってるよ
嫉妬したこともあるし
いつもうらやましかった
でも
雪姉は私のやっぱり
自慢のお姉ちゃんだよ…」
「私もさ
心愛に嫉妬した事あるよ
不器用だけど可愛いくて
優しくて
大好きな自慢の妹だよ…」
そう言うと
雪姉はいつものように
優しい笑顔で笑う
…雪姉
雪姉は私にとって
憧れでした
そして私の誇りです
きっとこれからも
ずっと