朝起きたら
気持ちよさそうに
優人がまだ隣に
眠っている
私は起き上がって
服を着て
軽い朝食を作る
あと私も優人も
好きなホットココア
「うぉっ
いい匂い!」
優人が匂いを嗅ぎ付けて
起きてくる
「でしょ―?」
「そいえば昨日ちゃんと
親に連絡した―?」
「したよ―」
私はケ―タイを開く
「…げ」
15通のメールと
17回の着信
「うわぁ…
怒られる」
でも、不思議と
ちょっと嬉しい
ちゃんと心配
してくれてんだ
「俺も一緒に
謝りに行こうか?
てか行く!!
あいさつもしたいし」
「ありがと」
「ん?何が?」
…今そばにいてくれて
恥ずかしくてそんなこと
言えないけど