「…まぢ焦った


全然連絡来ないし
嫌われたかと思った」


私は首を
精一杯ふる


「嫌いになるわけ
ないぢゃん!!」

「そっか」


そう言うと優人は
私に優しいキスをする




「…私一ついわなきゃ
いけないことあるの




前お姉ちゃんいないって
いったでしょ?

いるの


ほんとは」


中学時代の事を
ゆっくりと離す



私が全部話し終えると
優人はもっかい私を
抱きしめる



「お姉ちゃんが
いる事は知ってたよ


仕事一緒だから


よく心愛の事
話してたし


写メとかみして
もらったし

話し聞いてて

…ずっと会いたいな
って思ってた


だからさ


最初、あった時
嬉しかった


あ…あの子だ!って


ごめんね

知らないふりしてて


泣いてたし…

なんか言い出せなくて


しかも前から知ってて
ずっと会いたくって
寝ちゃったのを良いことにつれて帰るとか


下心ありありぢゃん!

いえないぢゃん!」


「…相変わらず

よくしゃべんね」

「うるしゃい」


帰ったら
お姉ちゃんに
ちゃんと話さなきゃ



私はそう思うと
優人の部屋から出よう
とする