…こんな事ほんとに
あるんだ…


私はまだ現実だなんて信じられなくて自分のほっぺを強くつねる


「いった」

…ねぇ
こんな事って
ありえる?
私は自分に問いかける

私は安心したのか
だんだんねむたく
なってきて


静かに目をつぶる



私はその眠りの中で
夢をみた


その夢はあまりにも

あやふやで
ぼんやりしていて
不確かで…




…でも

優しくてあたたかくて


どこか居心地のいい…





そんな夢だった