パジャマの写メを送られたので俺はもう不機嫌。



ひたすら葵に勉強を教えてる。



受験生の葵は来年同じ学校を受験するらしい。



紅なんて知らね。



「リン、布団敷いたよ」

「もう寝る。オヤスミ紅」

「なんで怒ってるの~?マジでヤキモチとか妬いちゃった系?」

「うるさい!!バカ紅!!」



いつもと立場逆転…。



なんか腑に落ちない…。



俺をからかったらどうなるか思い知らせてやる…。



空いてる和室に入って電気を消した瞬間紅を布団に引っ張りこんだ。



オジサンは風呂に入ってるはず…。



「ちょっとリン?やめようか…」

「なんで?どうして?やめたらごめんなさいする?」

「なんであたしが!?いつもからかうのはリンじゃん!!」

「じゃ、黙ってれば?」

「なんでっ…」



めっちゃ濃厚なキスしてやった。



今まで紅にはしたことないようなキス。