リーダーを紅にしてよかったかもと初めて思った。



気づいてたなら俺はなにも言わない…。



「感謝してます、岩瀬さんには。でもあたし達、言いなりになる気はありません」

「ほぉ~、それでこっちが切ると言えばそれで君達は終わるわけだけど?」

「切れないです。これは岩瀬さんとのビジネスですよね?」

「あははははっ!!やっぱりいい!!最高だよ君達!!」



笑い出した岩瀬さんにイラッとしてる紅。



キレるなら俺が止めなきゃ!!



「それじゃあこっちでなんとかするよ。君達は自由にやりなさい」

「だから岩瀬さんって大好きっ!!」

「紅チャンには敵わないなぁ~…」



紅ってすげぇなぁ~…。



まぁこれで俺達はどうにもならずに済むらしい。



「ご飯でも行く?」

「「肉食いたいです!!」」

「本当にカワイイねぇ~、君達」



岩瀬さんに連れてってもらった焼肉屋で財布をカラにした。



うまかった、肉…。



「マネージャー決まったから次会わせるね…」

「「お疲れ様でしたぁ~!!」」



後は紅の家のことか…。