超ドキドキさせといて自分はお茶を飲んでる。



いつか見てろ。



天国見るくらい可愛がって…。



可愛がって…。



可愛がっ…。



できねぇ!!



紅にそんなことできる気がしない!!



「ねぇリン、夏休みになったら海行こうね」

「行っても楽しくねぇじゃん。逆ナンしかされねぇもん」

「一緒ならされないでしょ」

「それもそうか…。水着とか着ちゃう感じ?」

「雑誌に載ってたカワイイのが欲しいの~!!」



水着か。



紅が水着?



「お、お前水着禁止…」

「はぁ!?海行く意味ないじゃん!!」

「他の男に見せたくねぇ…」



へっ!?



なんだこの独占欲みてぇなのは!!



どんだけ紅に惚れてんの?



「リン君ってさ、結構純粋なんだね。顔真っ赤だよ?」

「マジで!?なんで?」

「あたしに聞かれても…」



顔熱っ…。



もうヤダ。



紅といるとおかしくなりそうだ…。



こんな感情今まで経験したことねぇよバカ…。