その後に帰ってきた葵と恋の話しで盛り上がった。



まぁ一方的に葵が語ってるんだけど。



なにやら好きなヤツがいるらしいが今は受験生なのでどうのって…。



「あたし恋すると周り見えなくなっちゃうから突っ走りそうで…。リン君は?」

「俺は…わかんね。自分がどうなっちゃうのかとか全く予想できねぇの」

「まさかお姉が初恋っ!?」

「たぶん」

「えぇぇぇっ!?リン君超ラブリー!!」



マジ意味わかんね…。



ってかさっきから葵が紅とかぶってちょっとドキドキしてしまう…。



早く起きて来いよバカ紅!!



「じゃあさ、お姉とチューした?」

「日常茶飯事」

「キャァァァ!!それ以上は!?」

「ヤりまくり」



なんて葵をからかってたらバシッと後ろから頭を叩かれた。



紅ぃ~…。



スッと伸びて来た手が俺の頬を撫でたと思えばすっげぇ色っぽい顔の紅…。



「お子ちゃまからかうなら真実を述べなさい、坊や」

「すいませんでした…。僕、手は出してません…」



なんだあの顔~!!



マジ卑怯…。