玄関に行くと、飛夢がいた。


｢飛夢!どうかしたの??｣


｢啓を迎えに来た。｣

飛夢は、そう言うと笑った。


あぁ、カッコイイ。



｢飛夢、ちょっと待ってて。｣


そういえばまだ、学校に行く用意が出来てない。

飛夢が来てるんだし、急がないと!!



家の中に入ると、制服姿の麗音がいた。


｢啓、大丈夫か?何もされてない?｣

そういうと麗音は、僕の体をぺたぺた触りだした。


｢ふふっ、大丈夫だって。飛夢だから優しいし。｣


すると麗音は、驚いた顔をした。

｢そっか、よかったな。じゃあ俺は先に行くから。行ってきます。｣

そして、麗音は学校に行った。


あ、僕も早く支度しないと!